旺文社世界史事典 三訂版 「天命思想」の解説
天命思想
てんめいしそう
その意味は天の下す命令で,有徳者に天子たるを命じ,無徳者に喪亡を下すのみならず,政治や行為の善悪にも福祥や災禍を下して賞罰警戒するものと考えられた。天が命を革 (あらた) めるのが革命で,平和な方式の禅譲と暴力による放伐 (ほうばつ) の2種がある。また天命は,個人の運命・宿命の意にも転用される。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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