天孫神社(読み)てんそんじんじや

日本歴史地名大系 「天孫神社」の解説

天孫神社
てんそんじんじや

[現在地名]大津市京町三丁目

江戸時代の大津町四宮しのみや町に鎮座。古くは四宮大明神・四宮社などと称しており、この町名は当社に由来する。祭神彦火火出見ひこほほでみ尊・国常立くにのとこたち尊・大己貴おおなむち命、帯中津日子たらしなかつひこ(仲哀天皇)で、社号はこの四神にちなむ。旧県社。社伝によれば、延暦期(七八二―八〇六)桓武天皇が大津鎮護の神として勧請したという。社地はもと琵琶湖岸寄りにあり、享徳二年(一四五三)の成立という大津町古絵図(新修大津市史)では琵琶湖辺に四宮社がみえ、西手に葭原よしはら沼がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「天孫神社」の解説

天孫神社

滋賀県大津市にある神社。延暦年間の創祀と伝わる。祭神は彦火々出見命(ひこほほでのみこと)、国常立命(くにとこたちのみこと)、大名牟遅命(おおなむちのみこと)、帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと)。「四ノ宮神社」とも呼ばれる。

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