天忠(読み)てんちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天忠」の解説

天忠 てんちゅう

「大岡政談天一坊」に登場する僧。
佐渡(新潟県)浄覚院の天道弟子。師を殺し遺書を偽造して住職となり,のち美濃(みの)(岐阜県)常楽院にうつる。甥(おい)の赤川大膳山内伊賀亮(いがのすけ),藤井左京らと天一坊を将軍徳川吉宗の落胤(らくいん)といつわり,大岡越前守にみやぶられて遠島に処せられる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む