天王社(読み)てんのうしや

日本歴史地名大系 「天王社」の解説

天王社
てんのうしや

[現在地名]小松島市田野町

鳥居元とりいもと山裾にある。主祭神は須佐之男命・大己貴命・稲田姫命。旧村社。創建年代は未詳ながら「阿波志」に「牛頭祠 田野村天王谷にあり」と記されるのが当社で、采地一二石は村内の大乗だいじよう院が管轄していた。元和四年(一六一八)大乗院は天王宮の周囲の竹木の伐採を禁じる定書を下されている(阿淡年表秘録)。寛永一八年(一六四一)の忠英様御代両国内寺領社領等支配帳では「天王」領一三石余とある。享保一五年(一七三〇)の寺社領相記帳では「牛頭天王」として高一三石余と記される。牛馬の神様として信仰が厚く、一〇月二三日の例祭に三番叟が奉納される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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