日本歴史地名大系 「太山寺跡」の解説 太山寺跡たいさんじあと 滋賀県:高島郡安曇川町馬場村太山寺跡[現在地名]安曇川町田中 阿弥陀山安曇川町の西端、滋賀県朽木村との町境にある阿弥陀(あみだ)山(四五三・五メートル)の南中腹の急峻な尾根上にあった天台系寺院。高島七ヵ寺の一つで、典型的な山岳寺院。「輿地志略」によると、織田信長のために灰燼に帰し、その跡地に貞享年間(一六八四―八八)黄檗宗の僧によって小堂(太子堂)が建立されたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by