太歳神社(読み)ださいじんじや

日本歴史地名大系 「太歳神社」の解説

太歳神社
ださいじんじや

[現在地名]三次市三次町

比熊(ひぐま)山の東麓にあり、祭神は木花開耶姫命。旧村社。「双三郡誌」は大同三年(八〇八)一二月一五日出雲国神門(かんど)郡青柳(あおやぎ)郷吹上(ふきあげ)島(現島根県簸川郡)より勧請といい、中世の領主三吉氏の崇敬を受け家臣上里越後が祝師として奉祀したという。福島正則時代に衰微したが、三次藩初代藩主浅野長治が社殿を修復、上里(あがり)村のうち上田五畝を神田として寄進して保護を加えた。毎年六月三〇日に行われる夏祭は輪くぐり祭とよばれ、茅で作った輪をくぐればその年の悪疫・災難を免れるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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