デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田保明」の解説 太田保明 おおた-ほうめい 1784-1854 江戸時代後期の和算家。天明4年生まれ。古川氏清に師事し,文化13年「算題五十条」をあらわす。天保(てんぽう)14年刊行の「側円類集」は学習問題として利用された。越後(えちご)(新潟県)長岡藩士とする説もあるがたしかではない。嘉永(かえい)7年死去。71歳。越後出身。字(あざな)は三省。通称は一三郎,与兵衛。号は羅浮。名は明とも。著作はほかに「学而算法」「捨落集」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例