太田原村(読み)おおだはらむら

日本歴史地名大系 「太田原村」の解説

太田原村
おおだはらむら

[現在地名]太子町はら

下太田出屋敷しもおおだでやしき村の東に位置する。慶長国絵図に原村とみえる。慶長一六年(一六一一)の池田輝政家臣地方知行状(鳥取県立博物館蔵)によると原村内高三六石が佐分利九丞に与えられている。同一八年の揖東郡村々高覚(三木家文書)では同一三年の高二〇六石余。領主変遷馬場ばば村と同じ。正保郷帳では田方一五六石余・畑方一五石余。天保郷帳には「太田原村」とみえ、高一八〇石余。


太田原村
おおだわらむら

[現在地名]能都町太田原

山田やまだ川の最上流部に位置し、南は柏木かしわぎ村。「三州志」にみえる垣内小田こだは、柏木村の南に飛地化している。正保郷帳に村名がみえ高六一石余、田方三町一反余・畑方九反余。承応三年(一六五四)の村御印の高六八石余、免三ツ(能登奥両郡収納帳)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の高七四石、免三ツ五歩、小物成は山役二一匁・炭竈役二五匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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