太田巴静(読み)おおた はじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田巴静」の解説

太田巴静 おおた-はじょう

1678-1744 江戸時代中期の俳人
延宝6年生まれ。各務(かがみ)支考,沢露川に師事。宝永3年「刷毛序(はけついで)」,享保(きょうほう)19年「吾妻掲(あづまからげ)」を編集,刊行横井也有,河村秀根など数おおくの門弟をそだてた。寛保(かんぽう)4年2月19日死去。67歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。通称は弥平次。別号に反喬舎,六々庵,百寿斎など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android