太白克酔(読み)たいはく こくすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太白克酔」の解説

太白克酔 たいはく-こくすい

?-1700 江戸時代前期の僧。
曹洞(そうとう)宗。6歳で常陸(ひたち)(茨城県)伝正寺の鶴山宗亀に師事し,備後(びんご)(広島県)泉竜寺住持となる。のち下総(しもうさ)結城(茨城県)安穏寺18世。詩文にすぐれ,書をよくした。延宝2年(1674)「太白行脚袋」を刊行した。元禄(げんろく)13年10月24日死去。常陸出身。著作に「曹洞護国弁」「夏山草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android