太陽活動(読み)たいようかつどう(その他表記)solar activity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「太陽活動」の意味・わかりやすい解説

太陽活動
たいようかつどう
solar activity

太陽表面は常に同じ状態にあるわけではなく,粒状斑黒点,白斑,フレア (太陽面爆発) ,プロミネンスなど,さまざまな変化が見られる。これらの変化を総称して太陽活動という。磁気嵐オーロラなどの形で地球にも種々の影響を与える。黒点の増減に見られるような 11年の周期がある。 1991年,活動期がピークに達するのに合わせ,日本では地上にヘリオグラフという電波望遠鏡を建設し,宇宙空間天文衛星「ようこう」を打ち上げて,太陽フレアなどを観測した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android