プロミネンス(読み)ぷろみねんす(その他表記)prominence

翻訳|prominence

精選版 日本国語大辞典 「プロミネンス」の意味・読み・例文・類語

プロミネンス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] prominence )
  2. 太陽の彩層からコロナにかけて見られる深紅色高温気体。この赤色主成分水素によるもの。黒点付近に出現することが多い。皆既日食の際は肉眼でも見られる。紅炎。〔外来語辞典(1914)〕
  3. 文中のある語を強調するために、特に強く発音すること。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「プロミネンス」の意味・わかりやすい解説

プロミネンス
ぷろみねんす
prominence

太陽コロナの低部に浮かぶ雲のようなガス体。紅炎(こうえん)ともいう。皆既日食時、太陽を隠す黒い月の周りに赤い炎のように見えるのでこの名がある。炎の主成分である水素原子が、波長656.3ナノメートルの輝線を強く放射しているので赤く見える。数週間から3か月もの間、ほぼ同じ形を保っている静穏型と、数時間で形を変化させる活動型とに大別される。温度は約7000K(ケルビン)である。太陽面上に大局的に分布している磁場のN極領域とS極領域との境界線上に出現する。プロミネンスの周囲は、200万Kの高温なコロナであるが、プロミネンスの中にある磁力線がコロナの高温粒子の進入を妨げている。

[日江井榮二郎]


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最新 地学事典 「プロミネンス」の解説

プロミネンス

prominence

紅炎ともいう。太陽表面から突出した電離ガスの構造で,数日から数ヶ月程度持続する。アーチ状の磁場が太陽表面から電離ガスを持ち上げることで生じる。磁場の根元には黒点が付随しているため,黒点の近くで生じる。持ち上がった物質は太陽から外部に放出されることもあるが,磁場に沿って太陽表面に落ちていくものもある。大規模な放出はコロナ質量放出となり,これが地球に届くと活発なオーロラや地上での電磁障害をもたらす。

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改訂新版 世界大百科事典 「プロミネンス」の意味・わかりやすい解説

プロミネンス
prominence

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百科事典マイペディア 「プロミネンス」の意味・わかりやすい解説

プロミネンス

紅炎

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プロミネンス」の意味・わかりやすい解説

プロミネンス

「紅炎[太陽]」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のプロミネンスの言及

【紅炎】より

…プロミネンスともいう。太陽表面より数千~数万kmの高さに浮かぶガス体。…

※「プロミネンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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