夷王山神社(読み)いおうさんじんじや

日本歴史地名大系 「夷王山神社」の解説

夷王山神社
いおうさんじんじや

[現在地名]檜山郡上ノ国町字小森

夷王山の山頂に鎮座する。祭神武田信広(松前氏始祖)。もとは医王山いおうさんと称され、医王山薬師堂と一体であったと思われる。明応三年(一四九四)に没した武田信広は夷王山頂に葬られ(松前家記)、永禄五年(一五六二)信広の曾孫蠣崎季広が信広の霊を祀って社を創建したという(夷王山神社由緒)。しかし「福山秘府」や宝暦一一年(一七六一)の「御巡見使応答申合書」などには医王山薬師堂についての記述しかなく、「福山秘府」には造立年不詳、延宝二年(一六七四)と元禄五年(一六九二)修造は上ノ国村中(村費)で行ったとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む