奇想主義(読み)きそうしゅぎ(その他表記)conceptismo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「奇想主義」の意味・わかりやすい解説

奇想主義
きそうしゅぎ
conceptismo

17世紀前半のスペインの詩人ケベド・イ・ビリエガスやグラシアン・イ・モラレスの表現様式。スペイン中央部の荒涼たる風土に育ったアラゴン派の表現精神を発展させたもの。対象となるのは外面的な現実でなく,その意味であり,ものとものとの相互関係を大胆な発想で分析し,把握した概念を読者の知性に語りかける。言語は簡潔を旨とし,「よいものは,短ければなおよい」 (グラシアン) とする。同時代のゴンゴラ・イ・アルゴテが創始した「文飾主義」と対立するもので,1613年を頂点に激しい論争が展開され,ケベドは『文飾主義者の羅針盤』のような詩でゴンゴラとその一派を非難した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 モラレス

ガラス管球内に入れた高抵抗線に電流を流し,ジュール熱によって高温となり放射する光を利用するもの。抵抗線としてはタングステンが用いられ,その蒸発を防ぐためアルゴンおよび窒素ガスが管内に約 0.7気圧封入...

白熱電球の用語解説を読む