奈良井宿(読み)ならいしゆく

日本歴史地名大系 「奈良井宿」の解説

奈良井宿
ならいしゆく

[現在地名]楢川村大字奈良井

鳥居とりい(一一九七メートル)の北麓に位置し、中山道の中で最高所の宿である。「西筑摩郡誌」によると「天文元年、木曾義在奈良井に専念寺を建つ。同二年、義在木曾に宿駅を定む」とあり、永禄一一年(一五六八)の相州文書にも宿駅として「奈良井」の名が出てくる。文禄二年(一五九三)の「大和田重清日記」には「あけ松よりナラ井迄七里、福島迄歩ニテ参、馬次、鳥居峠川大同心ニ歩ニテ越、江雪御宿近ニ付出合語ル、生雲と同宿スル、(生雲)ハ上下二人はたこ、自分ハ木ちんニスル」とあって、当時既に旅籠の施設のあったことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「奈良井宿」の解説

奈良井宿

(長野県塩尻市)
信州の民家・街並百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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