明細書(読み)メイサイショ

デジタル大辞泉 「明細書」の意味・読み・例文・類語

めいさい‐しょ【明細書】

数量金額などを項目別に細かく書き出したもの。めいさいがき。

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精選版 日本国語大辞典 「明細書」の意味・読み・例文・類語

めいさい‐しょ【明細書】

  1. 〘 名詞 〙 内容を細かく記載すること。また、その書類。めいさいがき。
    1. [初出の実例]「諸向より分限帳懸りへ差出候明細書」(出典:日本財政経済史料‐九・戸口之部・武家・宝暦一三年(1763)八月日)

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産学連携キーワード辞典 「明細書」の解説

明細書

「明細書」とは、特許出願に必要な資料の1つ。発明の属する技術分野や従来技術との比較、発明の解決可能な課題とその手段、また発明の持つ効果など、発明に関する詳しい内容を記述する。また、「明細書」に発明の特許請求範囲を指定することで、特許権を取得したい技術範囲を申告する。

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世界大百科事典(旧版)内の明細書の言及

【奉公書】より

…役職転任や褒賞から,参勤交代・日光社参の供奉などに至るまで,詳細に記載されたものが多い。幕府では明細短冊と称し紙片に記し,藩によっては明細書などと呼んでいる。近世前期の軍役を中心に記載した軍功書が,社会の安定と幕府・藩の職制の確立につれて,役職を主な内容とする奉公書に変化していった。…

※「明細書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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