奢靡(読み)シャビ

デジタル大辞泉 「奢靡」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐び【××靡】

身のほどを過ぎたぜいたく。
「―を極むれども」〈織田訳・花柳春話

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精選版 日本国語大辞典 「奢靡」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ひ【奢靡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゃび」とも ) 身のほどをすぎたぜいたく。おごりたかぶってはでやかなこと。おごり。
    1. [初出の実例]「習以成風、人不其為奢靡」(出典童子問(1707)中)
    2. 「彼れ身に錦繍を纏ひ体に珠玉を鏤め、奢靡(シャビ)を極むれども」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四二)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐馬廖伝〕

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普及版 字通 「奢靡」の読み・字形・画数・意味

【奢靡】しやび

程度をこえたぜいたく。〔唐書、魏徴伝〕上(かみ)奢靡にして下の樸素なることをみ、力役廣くして農業の興るを冀(ねが)ふも、得べからざるのみ。

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