奥村栄滋(読み)オクムラ テルシゲ

20世紀日本人名事典 「奥村栄滋」の解説

奥村 栄滋
オクムラ テルシゲ

明治・大正期の政治家,神官,男爵 金沢市長。



生年
嘉永6年9月7日(1853年)

没年
大正12(1923)年3月17日

出身地
加賀国金沢(石川県)

経歴
代々加賀金沢藩家老を務める家に生まれる。初め藩世子・前田利嗣学友に選ばれて京都に遊学し、のち江戸に出て川田甕江に学んだ。明治2年家督を継ぎ、尾山神社神職、金沢市参事会員などを経て、31年金沢市長となる。35年辞して再び尾山神社宮司を務めた。33年男爵。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「奥村栄滋」の解説

奥村 栄滋
オクムラ テルシゲ


肩書
元・金沢市長

別名
通称=奥村 義十郎

生年月日
嘉永6年9月7日(1853年)

経歴
代々金沢藩家老をつとめる家に生まれる。維新後、尾山神社神職などを経て、明治31年金沢市長に就任

没年月日
大正12年

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥村栄滋」の解説

奥村栄滋 おくむら-てるしげ

1853-1923 明治-大正時代の政治家,神職。
嘉永(かえい)6年9月7日生まれ。家は代々加賀金沢藩家老をつとめる。江戸にでて川田甕江(おうこう)にまなぶ。維新後,尾山神社神職などをへて,明治31年金沢市長となった。のち尾山神社宮司(ぐうじ)。大正12年3月17日死去。71歳。通称は義十郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android