奥歯に物が挟まる(読み)おくばにものがはさまる

大辞林 第三版の解説

おくばにものがはさまる【奥歯に物が挟まる】

思っていることをはっきりと言わない。言いたいことがあるらしいのに、なんとなくぼかす。 「 - ・ったような口ぶり」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

おくば【奥歯】 に 物(もの)が挟(はさ)まる

① 相手に、十分心がうちとけないで、自分の思うことをはっきり言い出さない。わざとはっきり言わない。〔譬喩尽(1786)〕
※条約改正論(1889)〈田口卯吉〉「改進党の新聞などは何にか奥歯に物がハサマリたる様に喋々いたします」
② 相手に対して、なんとなくへだてを感じる。また、なにか心にひっかかるものが残る。
※浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)四「いかにしても大岸宮内我をねらふとの評判、奥歯(オクバ)に物のはさまりしごとく苦になりて夜がねられず」

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