精選版 日本国語大辞典 「奥歯」の意味・読み・例文・類語 おく‐ば【奥歯・牙関】 〘 名詞 〙 口の奥のほうにある歯。臼歯(きゅうし)。人間では、糸切り歯の隣にあり、上下と左右に、それぞれ小臼歯二本、大臼歯三本ずつがある。形が大きく、臼のような形をしている。[初出の実例]「切レ歯、をくばをきりきりと、歯ぎしりをするぞ」(出典:史記抄(1477)一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の奥歯の言及 【歯】より …(4)大臼歯 小臼歯の後ろに続く3対ずつの歯で,よく発達した咬合面をもっているうえに大きいので,この名がある。小臼歯と大臼歯を合わせて俗に奥歯という。大臼歯のうち最前部の第1大臼歯は6歳ごろはえるので6歳臼歯,次の第2大臼歯は12歳ごろはえるので12歳臼歯,そして最後部の第3大臼歯は20歳ごろ,すなわち成人になってはえることが多いので,智歯または親知らずとも呼ばれる。… ※「奥歯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by