デジタル大辞泉 「女功場」の意味・読み・例文・類語 じょこう‐ば〔ヂヨコウ‐〕【女功場】 1 女子の仕事場。2 明治初期の女子教育機関の一。簡易な読み書きや裁縫・礼法などを教えたもの。にょこうば。3 芸妓・舞妓に、行儀作法などを教えた所。にょこうば。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「女功場」の意味・読み・例文・類語 じょこう‐ばヂョコウ‥【女功場・女紅場・女工場】 〘 名詞 〙① 女子の仕事場。[初出の実例]「四月一日上京廿九区女紅場開業」(出典:京都新聞‐六七号(1873)四月)② 女子に読・書・算とともに裁縫その他の手仕事を教えるために、明治初年関西地方に設けられた初等段階の教育機関。[初出の実例]「府治の行届たる道路清潔学校女紅場の隆盛巡査の勉励等は今更贅せず」(出典:郵便報知新聞‐明治九年(1876)八月一八日)③ 芸妓、舞妓に技芸、行儀作法、華道、茶道、裁縫などを教える所。後に歌舞練習場、演舞場と改称。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例