女満別台地(読み)めまんべつだいち

日本歴史地名大系 「女満別台地」の解説

女満別台地
めまんべつだいち

網走支庁管内東寄り、網走郡女満別町の東半分を占める台地。台地の西縁は美幌びほろ川・網走川の谷底平野と網走湖の南東岸に接し、北から東にかけては女満別川河口から南東に延びる網走市との境界線によって画される。南は同郡東藻琴ひがしもこと村と美幌町にまで広がり、しだいに高度を増して標高約二〇〇メートルに達している。この台地は上位・中位下位の地形面に分けられる。それらの標高は女満別町市街地付近でそれぞれ九〇―一一〇メートル、三五―五〇メートル、一〇―三〇メートルである。これらの地形面は海成あるいは河成の段丘面と考えられるが、上位面がもっとも開析が進んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android