女釜・男釜間欠泉(読み)めがまおがまかんけつせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「女釜・男釜間欠泉」の意味・わかりやすい解説

女釜・男釜間欠泉
めがまおがまかんけつせん

宮城県北西端、大崎市(おおさきし)鬼首(おにこうべ)温泉にある間欠泉。「雌釜・雄釜」とも書く。荒雄(あらお)岳南麓(ろく)、荒雄川に注ぐ赤沢の最上流部にあり、1952年(昭和27)に特別天然記念物に指定された。女釜は10~30分ごとに約3分間2.5メートルの高さに熱湯噴出、男釜はその上流にあり、10~15分ごとに熱湯を噴出していたが、現在はともに噴出を停止している。

[長谷川典夫]

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