好事門を出でず(読み)コウジモンヲイデズ

精選版 日本国語大辞典 「好事門を出でず」の意味・読み・例文・類語

こうじ【好事】 門(もん)を出(い)でず

  1. よい行ないは、なかなか世間に伝わりにくい。こうずは門を出でず。
    1. [初出の実例]「好事門をいでず、悪事千里を逝け共子をば忘れぬ親なるに」(出典:光悦本謡曲・藤戸(1514頃))
    2. [その他の文献]〔北夢瑣言‐六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「好事門を出でず」の解説

好事門を出でず

よい行いをしてもその評判はなかなか世間には伝わらない。

[解説] 「北夢瑣言」に「好事は門を出でず、悪事千里を行く」とあります。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む