妙了寺(読み)みようりようじ

日本歴史地名大系 「妙了寺」の解説

妙了寺
みようりようじ

[現在地名]櫛形町上市之瀬

上市之瀬(かみいちのせ)集落の東端にあって甲府盆地を一望する。日蓮宗。山号は高峯山。本尊は十界曼荼羅。開山日了が母日仏の菩提を弔うため、中野(なかの)村にあって荒廃していた妙竜寺(真言宗)を再興し、改宗。日了の死後法弟の日勢が正中年間(一三二四―二六)に現在地に移し現寺号に改めたという(寺記)。日仏は相又(あいまた)村(現身延町)の庄左衛門の妻で、文永一一年(一二七四)身延(みのぶ)入山途上の日蓮に粟飯を供した。弘安元年(一二七八)難産し、日蓮に救いを求めたところ妙符を受け、無事男児(日了)を出産した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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