妙伝寺(読み)みようでんじ

日本歴史地名大系 「妙伝寺」の解説

妙伝寺
みようでんじ

[現在地名]左京区北門前町

法鏡山と号し、日蓮宗の大本山。本尊は勧請様式曼荼羅。天文五年(一五三六)法華の乱で洛中の法華宗寺院がすべて追却されるまでの室町時代中後期、当寺は京都法華宗(日蓮宗)二十一ヵ本山の一つに数えられ、またその再興後は京都法華宗十六本山のなかにあげられて明治に至っている(本能寺文書など)開山は円教院日意。日意はもと天台僧であったが、身延久遠くおん(現山梨県身延町)の一一世行学院日朝に帰依して日蓮宗に改宗し、のち身延一二世の法灯を継ぎ、永正一六年(一五一九)七六歳で入滅した(「本化別頭仏祖統紀」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む