みょう‐しんメウ‥【妙心】
- 〘 名詞 〙 仏語。分別を離れた真実の心。ほとけの心。
- [初出の実例]「如来むかし霊山会上にして、正法眼蔵涅槃妙心、無上の大法をもて」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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妙心 みょうしん
1779-1815 江戸時代後期の僧。
安永8年生まれ。岐阜県揖斐郡(いびぐん)横蔵(よこくら)寺に即身仏として安置されている。寺近くの神原の人。信濃(しなの)善光寺で出家,のち富士行者となって食日一行妙心と号した。富士山麓の御正体(みしょうたい)山で,文化12年入定。37歳。一説に35歳。俗名は藤原吉定,または古野小市郎。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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