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妙心 みょうしん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

妙心 みょうしん

1779-1815 江戸時代後期の僧。
安永8年生まれ。岐阜県揖斐郡(いびぐん)横蔵(よこくら)寺に即身仏として安置されている。寺近くの神原の人。信濃(しなの)善光寺で出家,のち富士行者となって食日一行妙心と号した。富士山麓の御正体(みしょうたい)山で,文化12年入定。37歳。一説に35歳。俗名は藤原吉定,または古野小市郎。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

妙心

没年:文化14(1817)
生年:天明1(1781)
江戸時代の富士行者の即身仏(即身成仏した行者のミイラ)。横蔵寺(岐阜県谷汲村)に祀られる。横蔵寺近くの福原村で生まれ,信州・善光寺で得度,のち富士行者となって食日一行妙心と名乗る。富士山麓の御正体山を開き,文化14(1817)年3月,御正体山の奥の院で白木の棺に入り31日間の断食の末に入定して即身仏となった。これ以前にも享保18(1733)年富士山の7合5勺目の烏帽子岩で白木の厨子に入り,31日間の断食をして入定した食行身禄がおり,妙心の名前や入定法にこの身禄の影響が強くみられる。身禄以前にも,延宝5(1677)年に富士山頂の釈迦ケ岳で安山禅師と弟子の 久円が入定している。<参考文献>内藤正敏『ミイラ信仰の研究』

(内藤正敏)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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