姉帯村(読み)あねたいむら

日本歴史地名大系 「姉帯村」の解説

姉帯村
あねたいむら

[現在地名]一戸町姉帯

村域中央を馬淵(まべち)川が北流し、北は根反(ねそり)村、東は面岸(おもぎし)村。「内史略」の「往古九戸政実領知二万石」のうちに姉帯が記される。侍村(さむらいむら)集落北東一キロの山地に姉帯城跡があり、南と北を川に挟まれた山地頂上に土塁・堀で東西二郭を築いている。城主は九戸氏一族の姉帯大学兼興で、弟の五郎兼信とともに九戸政実の乱で当城に籠城して討死したという(南部根元記)。天正一九年(一五九一)九月一四日の蒲生氏郷・井伊直正連署書状写(九戸軍談記)によれば、九月一日より「姉帯城并関屋波打」を攻め、九日にこれを破り、翌日から九戸城(現二戸市)を攻撃している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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