姉村(読み)あねむら

日本歴史地名大系 「姉村」の解説

姉村
あねむら

[現在地名]千代田町大字あね字姉

長崎街道沿いに南北に開けた村。境原さかいばる宿の北方にあたる。

大治元年(一一二六)三月日の櫛田社大宮司職補任状案(櫛田神社文書)に、

<資料は省略されています>

とあり「阿禰」と記されている。「肥前風土記」の神埼郡の「三根郷」とはこの姉一帯であって、「嶺県」(日本書紀)三根郡(現三養基みやき郡)から神埼郡の三根郷にわたる地方を領域としたものであろう。

永禄一二年(一五六九)三月、肥前に侵入した大友宗麟勢は竜造寺氏の佐賀城攻撃のためこの姉に陣をとった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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