委託販売貿易(読み)いたくはんばいぼうえき(その他表記)foreign trade on consignment

日本大百科全書(ニッポニカ) 「委託販売貿易」の意味・わかりやすい解説

委託販売貿易
いたくはんばいぼうえき
foreign trade on consignment

信頼できる外国業者に商品の販売を委託し、手数料を支払うという形の委託販売輸出、および、海外の委託者から国内の受託者が商品の販売の委託を受ける委託販売輸入を総称していう。海外の顧客や需要動向がまだよく知られていない新商品の輸出や新しい市場への売込みの際に、主として採用される。商品の所有権は、売りさばくまで委託者にあり、売れ残りなどに伴う損失危険は、委託者が負担する。受託者は、売上げ代金から販売諸費用を差し引いた正味の販売代金を委託者に支払い、他方、委託者から一定の手数料を受け取る。

志田 明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む