媒材(読み)バイザイ

精選版 日本国語大辞典 「媒材」の意味・読み・例文・類語

ばい‐ざい【媒材】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 媒介となる材料。なかだちの役をする材料。比喩的にも用いる。
    1. [初出の実例]「すべて文学は言語というシンボルを媒材(バイザイ)とする以上」(出典ジッドの死をきいて(1951)〈桑原武夫〉)
  3. 絵具を溶く溶剤。水彩絵具を溶く水、油絵に用いられるテレビン油などのほか、動・植・鉱物性の多種類の物質が、目的(顔料、素地の種類)に応じて用いられている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む