子供騙し(読み)コドモダマシ

デジタル大辞泉 「子供騙し」の意味・読み・例文・類語

こども‐だまし【子供×騙し】

子供をだますこと。子供をなだめすかすこと。「子供騙しおもちゃ
子供をだますような見え透いたごまかし。「そんな子供騙し企画は通じない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「子供騙し」の意味・読み・例文・類語

こども‐だまし【子供騙・子供欺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 子どもをだますこと。子どもをなだめすかすこと。
    1. [初出の実例]「昔から子等(こドモ)だましの一つ咄しに、金太郎といふは山姥の子で」(出典古道大意(1813)下)
  3. 子どもをだますときに使うような見えすいた方法。また、そのもの。子どもたらし。
    1. [初出の実例]「面はかぶれど赤面は面(をもて)へ顕(あらは)ワイワイ 天王町(てうてう)の子供(コドモ)だましにならんかしと」(出典:談義本・興談浮世袋(1770)序)

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