子捕子捕(読み)こをとろことろ

精選版 日本国語大辞典 「子捕子捕」の意味・読み・例文・類語

こをとろ‐ことろ【子捕子捕】

  1. 〘 名詞 〙 子ども遊戯一つ数人が前にいる者の帯の結び目にすがって連なり、最前になっている者を親とし、最後尾になっている者を子とする。別に一人が鬼となって、最後尾の子をつかまえようとするのを、親が両手をひろげて防いで遊ぶもの。子がつかまえられると、親、子、鬼が交代する。古くからある遊びで、「三国伝記(1407‐46頃か)」には比比丘女(ひふくめ)の名でみられる。子とり。
    1. こをとろことろ〈守貞漫稿〉
      こをとろことろ〈守貞漫稿〉
    2. [初出の実例]「子をとろ子とろといふ見えで馬に成り」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む