孝行のしたい時分に親は無し(読み)こうこうのしたいじぶんにおやはなし

ことわざを知る辞典 の解説

孝行のしたい時分に親は無し

親のありがたみがわかって孝行をしようと思う年頃には、すでに親は亡くなっている。

[使用例] 孝行のしてぇ時分に親はなし、こちとらのようになっちまってから孝行をしてぇたって遅蒔きだから[三代目春風亭柳枝*落語・性和善|1891]

[解説] 川柳から出た表現で、多くの人々の共感を得て、幕末にはことわざとしてほぼ定着し、「孝行のしたい時には~」などの異形も生じています。

[類句] 石に布団は着せられず

英語〕You never miss the water till the well runs dry.(井戸が涸れるまで水のありがたさはわからない)

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