新秋(読み)シンシュウ

精選版 日本国語大辞典 「新秋」の意味・読み・例文・類語

しん‐しゅう‥シウ【新秋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 秋のはじめ。はつあき。秋ぐち。初秋。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「槐花雨潤ふ新秋の地、桐葉風涼し夜になんなむとする〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔蕭琮‐奉和月夜観星詩〕
  3. 陰暦七月の異称。
    1. [初出の実例]「新秋 シンシウ」(出典:いろは字(1559))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「新秋」の読み・字形・画数・意味

【新秋】しんしゆう(しう)

初秋。宋・陸游雨後、殊に秋意有り〕詩 天地、新秋、吟に入る 詩書古、斟(こしん)(独酌)に付す 君を愛し國を憂ふ、臣の 水に臨み山に登る、士の心

字通「新」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む