孤平(読み)コヒョウ

デジタル大辞泉 「孤平」の意味・読み・例文・類語

こ‐ひょう〔‐ヒヤウ〕【孤平】

漢詩で、平声ひょうしょう文字1字が前後仄声そくせいの文字に挟まれていること。韻律を重視する近体詩ではこれを避ける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤平」の意味・読み・例文・類語

こ‐ひょう‥ヒャウ【孤平】

  1. 〘 名詞 〙 漢詩の近体詩における禁止規定一つ一句の中で平声(ひょうしょう)一字だけ孤立し、その上下仄声(そくせい)の文字がおかれること。とくに五言詩の第二字、七言詩の第四字にきびしく避けられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android