孤絶(読み)コゼツ

デジタル大辞泉 「孤絶」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぜつ【孤絶】

[名](スル)一つだけ離れて取り残されていること。世間とのつながりがなく孤立していること。「大陸から孤絶した島」「都会から孤絶した山村

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤絶」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぜつ【孤絶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 一つだけ遠く離れていること。他と切り離されて孤立していること。世間とかけはなれていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「元より此島と申すは、海岸孤絶の所にして」(出典:河東節・弓はじめ(1849か))
    2. [その他の文献]〔後漢書‐堅鐔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「孤絶」の読み・字形・画数・意味

【孤絶】こぜつ

孤高。唐・孫魴〔甘露寺〕詩 暄(かんけん)、皆景り 、畫にも形(あら)はし

字通「孤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android