孫田 秀春(読み)ソンダ ヒデハル

20世紀日本人名事典 「孫田 秀春」の解説

孫田 秀春
ソンダ ヒデハル

大正・昭和期の労働法学者,弁護士



生年
明治19(1886)年3月13日

没年
昭和51(1976)年11月10日

出生地
山形県

学歴〔年〕
東京帝大独法科〔大正4年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔昭和5年〕

経歴
朝鮮銀行に勤め、大正6年東京高等商業学校教授となり、8年欧州留学。昭和2年東京商科大学、日本大学、29年専修大学各教授を歴任。また東洋音楽学校校長、文部省教学官を務めた。23年弁護士開業著書「法学通論」「改訂労働法論」「国体の本義解説大成」「臣道の道解説大成」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「孫田 秀春」の解説

孫田秀春 そんだ-ひではる

1886-1976 大正-昭和時代の法学者,弁護士。
明治19年3月13日生まれ。昭和2年東京商大(現一橋大)教授となり,のち日大法文学部長などをつとめる。戦後,一時弁護士を開業,29年専修大教授。労働法の研究で知られた。昭和51年11月10日死去。90歳。山形県出身。東京帝大卒。著作に「労働法通義」「労働協約争議法理」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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