日本歴史地名大系 「宇ノ気町」の解説 宇ノ気町うのけまち 石川県:河北郡宇ノ気町面積:三一・九七平方キロ郡の中央に位置し、北は高松(たかまつ)町、東は津幡(つばた)町、南は津幡町と内灘(うちなだ)町、西は七塚(ななつか)町で郡内全町に接し、南西部は日本海に面する。地形は丘陵・沖積低地・海岸砂丘に大別される。丘陵は津幡町との境界の菩提寺(ぼだいじ)峰(二四二・二メートル)が最高所で、大部分は標高二〇―五〇メートル。西は河北砂丘、南部は河北潟が縮小した跡地と宇ノ気川・気屋(きや)川などによる沖積低地。その南に河北潟干拓地が広がる。溜池が多い。丘陵に接していた海面が砂丘の形成で入江となり、縄文時代の上山田(かみやまだ)貝塚などがみられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報