すべて 

宇久松原遺跡(読み)うくまつばらいせき

日本歴史地名大系 「宇久松原遺跡」の解説

宇久松原遺跡
うくまつばらいせき

[現在地名]宇久町平郷

たいら港に面した標高約九メートルの砂丘にある弥生時代の埋葬遺跡。神島神社境内を中心に残る遺跡で、昭和四三年(一九六八)・同五二年・平成八年(一九九六)に発掘調査。これまで支石墓一〇基・甕棺墓二六基・石棺墓五基・石蓋土坑墓二基・土坑墓七基を確認。うち甕棺は弥生前期後半から中期前半のものと、同後期の小児棺がみられるが、甕は直立に埋納され、軟弱な砂層のため底に板状石を敷いたり、石囲いや支え石などを設けたりしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 副葬品 慣習
すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む