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宇宙の相転移 うちゅうのそうてんいphase transition of universe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宇宙の相転移
うちゅうのそうてんい
phase transition of universe

一般に相転移とは,物質やエネルギーがある状態から別の状態へ突然に変る現象をいう。たとえば,水が凍って氷になったり沸騰して水蒸気になるのはその一例である。宇宙の相転移とは,特に高温高密度の初期宇宙が冷えてゆくにつれ,粒子間に働く4種類の力である電磁相互作用 (電気の力) ,弱い相互作用 (放射崩壊を支配する力) ,強い相互作用 (原子核を構成する力) ,重力相互作用 (万有引力) が,一つの融合した状態から分化した状態に移る現象をさす。まず第1の相転移によって重力が分化し,第2に強い相互作用,第三に弱い相互作用が分化したとされる。第3の相転移までに要した時間は 1000億分の1秒と考えられている。

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