宇比山踏(読み)ういやまぶみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宇比山踏
ういやまぶみ

江戸時代後期の国学書。「うひ山ふみ」とも書く。本居宣長著。寛政 10 (1798) 年に門人の要請によって執筆したもので,初学者の手引書。同 11年刊。1巻。『古事記伝』を脱稿した直後の作で,小冊子ながら著者多年の学識と自信がその基底にあり,古学の概念と研究法についての解説は懇切をきわめ,単に学問の入門書というだけでなく,宣長の思想や学問を知る貴重な資料である。

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