最新 地学事典 「安中層群」の解説
あんなかそうぐん
安中層群
Annaka Group
群馬県の碓氷川・鏑川流域に分布する中新統のうち,15Maの庭谷不整合より上位の地層。下位は富岡層群。下位より庭谷層・原市層・板鼻層に区分され,層厚は1,800m以上。下部は海成の凝灰質砂岩及び砂質泥岩を主とするが,板鼻層はデルタ~河川成の礫岩・砂岩互層からなる。安中層群は同斜構造を示し,凝灰岩鍵層が多く挟まれる。海成層は石灰質微化石を多産し,凝灰岩の放射年代値も多く,年代層序が確立されている。高橋雅紀ほか(2004)命名。参考文献:日本地質学会編(2008) 日本地方地質誌3 関東地方
執筆者:高橋 雅紀
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

