安保体制(読み)アンポタイセイ

旺文社日本史事典 三訂版 「安保体制」の解説

安保体制
あんぽたいせい

日米安全保障条約により規定される日本体制
1951(昭和26)年のサンフランシスコ平和条約調印同日に日米安全保障条約を調印。これに基づいて締結された日米行政協定('52)・MSA協定('54)以来,日本を強く拘束している政治経済・軍事体制をいう。戦後の日本は,この体制の下に軽武装・経済優先路線を歩んできた。しかし,冷戦終結によって,その意義が問われ始めている。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む