20世紀日本人名事典 「安宅英一」の解説 安宅 英一アタカ エイイチ 昭和期の実業家 元・安宅産業会長。 生年明治34(1901)年1月1日 没年平成6(1994)年5月7日 出生地香港 出身地兵庫県神戸市 学歴〔年〕神戸高商(現・神戸大学経済学部)〔大正13年〕卒 経歴大正14年安宅商会(のちの安宅産業)に入社。その後ロンドン支店長となり、昭和20〜22年及び30〜40年の2回会長を務めた。のち社主。実務にはほとんどタッチせず、52年安宅産業の伊藤忠商事への吸収合併の際は相談役社賓。財界きっての趣味人といわれ、中国や朝鮮の高麗李朝の古陶磁のコレクターとして有名。55年約1000点の安宅コレクションを大阪市に寄贈し、大阪市立東洋陶磁器美術館に、収蔵、公開される。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安宅英一」の解説 安宅英一 あたか-えいいち 1901-1994 昭和時代の経営者。明治34年1月1日生まれ。安宅弥吉の長男。大正13年安宅商会(のちの安宅産業)に入社。昭和20年会長。2年後に辞任し,30年にふたたび会長。40年社主。東洋陶磁器を中心にした「安宅コレクション」で知られる。52年安宅産業が伊藤忠商事に吸収合併されたあと,コレクションは大阪市立東洋陶磁美術館にうつされた。平成6年5月7日死去。93歳。石川県出身。神戸高商(現神戸大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by