安楽祭・夜須礼祭(読み)やすらいまつり

精選版 日本国語大辞典「安楽祭・夜須礼祭」の解説

やすらい‐まつり やすらひ‥【安楽祭・夜須礼祭】

〘名〙 京都の今宮神社で昔は三月一〇日、明治以後は四月一〇日、近年は四月第二日曜日に行なわれる祭礼。仁平四年(一一五四)四月、京中の児女が風流の粧いをし鼓笛を鳴らして詣でたのに始まるとされる。(ほこ)、花傘を持ち、装いを凝らした行列が練り、「やすらい花や」の歌に合わせて赤毛黒毛の鬼と子鬼とが太鼓、羯鼓(かっこ)を打って随所で踊りながら社参する。その起源については諸説あり、疫神をしずめる鎮花祭とも、稲の花の散るのをとどめる意であるともいわれる。太秦(うずまさ)の牛祭、鞍馬の火祭とともに京都の三大奇祭に数えられる。やすらい。《季・春》 〔都名所図会(1780)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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