コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

安藤季長 あんどう すえなが

2件 の用語解説(安藤季長の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

安藤季長 あんどう-すえなが

?-? 鎌倉時代の武将。
陸奥(むつ)津軽(青森県)の豪族。蝦夷(えぞ)の乱を収拾できず,正中(しょうちゅう)2年(1325)蝦夷管領(かんれい)職をとかれる。新管領に従兄弟安藤宗季(むねすえ)がつくが,抵抗をつづけ安藤氏の乱に発展。嘉暦(かりゃく)元年宗季側を支援する幕府の追討使工藤祐貞(すけさだ)に捕らえられた。通称は又太郎。姓は安東ともかく。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

安藤季長

生年:生没年不詳
鎌倉末期の蝦夷管領。通称五郎太郎,長じて又太郎。蝦夷系譜を称する安倍姓安藤一族の惣領家系に生まれ,父祖と同様に,鎌倉北条氏の御内人となり,津軽海峡に面する津軽,外浜,西浜,宇曾利など北条氏領の地頭代職をも兼ねながら,蝦夷沙汰に従事した。しかし,蝦夷勢の台頭するさなか,その反乱鎮静に失敗。さらに従父兄弟の安藤季久らと所領をめぐって争い,正中2(1325)年6月,北条高時から所職を罷免。津軽に拠って反乱に踏み切り,翌年(嘉暦1)蝦夷追討使工藤祐貞に捕縛され処刑されたが,その遺志は郎従季兼らに受け継がれ,蝦夷反乱の炎に一層油を注ぎ,幕府の土台を揺るがした。

(遠藤巖)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

安藤季長の関連キーワード蝦夷志蝦夷管領蝦夷代官備後物安藤貞季伊勢五郎太夫祥瑞恩荷榊山四郎太郎(4代)榊山四郎太郎(5代)平政連

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone