安食卜杭新田(読み)あじきぼつくいしんでん

日本歴史地名大系 「安食卜杭新田」の解説

安食卜杭新田
あじきぼつくいしんでん

[現在地名]本埜村安食卜杭、さかえ町安食卜杭新田

北を将監しようげん(古利根川)、東を長門ながと川が流れる。寛文年間(一六六一―七三)に西隣の笠神埜原かさがみやわら新田、南隣の酒直卜杭さかなおぼつくい新田とほぼ時を同じくして開発された安食村(現栄町)の持添新田。天明六年(一七八六)の安食村明細帳(山田家文書)によれば持添地田畑高は二〇〇石余で、万治年中(一六五八―六一)は安食村卜杭野と称する野であったが、寛文年中に開発、安食卜杭新田となり、西方を安食卜杭新田分に引分けて安食村より百姓を出したという。

安食卜杭新田
あじきぼつくいしんでん

[現在地名]栄町安食卜杭新田、本埜もとの村安食卜杭

将監しようげん川の南岸に位置し、東を長門ながと川が流れる。安食村の持添地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android