宗体(読み)シュウテイ

デジタル大辞泉 「宗体」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐てい【宗体】

しゅうたい(宗体)

しゅう‐たい【宗体】

宗門の根本的教義宗義本旨。しゅうてい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宗体」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐たい【宗体】

〘名〙 仏語
① 宗と体。主旨本質。宗義を構成する主旨とその主旨の本質。宗は柱、梁(はり)に、体は木材そのものにたとえられる。しゅうてい。
因明(いんみょう)で、命題としての宗、すなわち主語述語繋辞で結ばれた命題そのもの。命題を主語、述語に分けた宗依(しゅうえ)に対する語。

しゅう‐てい【宗体】

〘名〙 (「てい」は「体」の漢音) =しゅうたい(宗体)
※車屋本謡曲・放下僧(1464頃)「放下僧とはいづれの祖師前仏は何と御つたへ候ぞ。しうていが承りたう候」

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