宗弼(読み)そうひつ(英語表記)Zong-bi; Tsung-pi

精選版 日本国語大辞典 「宗弼」の意味・読み・例文・類語

そうひつ【宗弼】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宗弼」の意味・わかりやすい解説

宗弼
そうひつ
Zong-bi; Tsung-pi

[生]?
[没]皇統8(1148)
中国,将軍。女真名はウジュ (兀朮) 。太祖ワンヤンアクダ (完顔阿骨打)の第4子。生涯をほぼ宋との戦いに費やした。天会6 (1128) ~8年には南宋高宗を追って江南の明州 (浙江省寧波) にまで進撃。天眷2 (39) 年撻懶 (だつらん) の対宋和議条件を不満とし,謀反のかどで宗雋 (そうしゅん) らとあわせ殺し,いったん南宋に返された河南陝西の土地を奪取。皇統1 (41) 年都元帥,領行台尚書省事,尚書左丞相侍中となり,金朝最高の重臣として皇統1年から同2年にわたる対宋講和交渉に重要な役割を果した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗弼」の解説

宗弼 そうひつ

授翁宗弼(じゅおう-そうひつ)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android